
「Sence of Ashes」と名付けた漫画を5年間ほど描き続けています。これは私にとって初めての漫画作品です。完遂した初めての漫画作品は「Mafia Sitter」なのですが、「Sence of Ashes」を取り掛かっている最中に「Mafia Sitter」に手を掛けたので、ちょっと複雑な作品歴になってしまいました。
「Sence of Ashes」は本当にたくさんの人の意見を聞いて、アイディアを取り込んでいます。「人の意見は、自分のやりたいことを見失ってしまうので取り入れすぎない方が良い」というのを聞くのですが、私の漫画制作技術(プロットやネームなど…)は無いに等しいもので、人に指摘をされて初めて気づくことが当然のようにあるのです。
みなさんは「モチコミonline」をご存じでしょうか?オンラインで編集部にマンガの持ち込みを申し込むことができるサービスです。2023年7月から第1回目が行われ、最近は2025年3月8日に第6回目が行われました。私は第1回目から参加しており、第6回まで計5回、参加をしています。かなりお世話になっているのです。
「モチコミonline」の良いところは「事前に原稿が送れる」ところ。私は当初、「Sence of Ashes」のネームを200ページ作っていました。長すぎるので、当然それをコミティアなどで行われる出張編集部に持っていける訳がありません。200ページ作った段階で、本当にタイミング良く「モチコミonline」の第1回目が開かれたのです。持ち込みをしたことがなく、ハードルも高く、「私なんかの作品を読んでもらえるんだろうか」と不安と緊張に苛まれながら持ち込み応募したのを覚えています。
第1回目、9件の持ち込み応募のうち、2件受理してもらえました。今思えば、「何の全貌も見えていない、台詞も手描きで読みにくい、ただ退屈で長い200ページのネーム」を、よく受け付けてくれたなと思います。

その1回目に見てもらえた編集者の方にはかなり助けられました。「この作品を読めて良かった」と言ってくれたこと(自信に繋がりました)、「ストーリーラインが2つあるのでどちらを優先するか?」と気づかせてもらったこと。後者については、200ページのネームではもう直せないレベルの助言でした。しかしその後、2024年4月に200ページのネームを全て「没」にし、タイトル、テーマ、プロット、ネーム、登場キャラクター…など、全て1から考え直し、描き直しました。その際にストーリーラインを1つに絞ることができました。
その体験があって、以降の「モチコミonline」にはなるべく参加するようにしています。ずーーっと「Sence of Ashes」の原稿を持って行ってるんですが、持ち込みを重ねる度に新しい意見をいただいています。原稿を直そうと思えばいくらでも直せてしまい、完成が遠ざかってしまうので良くない…と聞くんですが、意見を取り入れたらより磨きが掛かるかも…!と思うと、やはり取り入れたくなってしまいます。もちろん、必要の無さそうなアイディアもあるので、そこはきちんと自分で取捨選択をするようにします。
今も、「Sence of Ashes」の結末(ネーム)を全体的に描き直さなきゃな~…となっているんですが、少しめんどくさい…と思いつつも「やるなら今この段階しかない」と思いながら、描き直す予定です。200ページのネームを没にして作品を丸々描き直したんだから、結末ぐらい描き直すのはラクなことです。
サイトのブログをそろそろ投稿したいなーと思い、FANBOXのような内容のものを今回こちらにも投稿してみました。漫画制作について、「モチコミonline」の編集者との会話内容などはFANBOXにアップしているので、気になる方は是非購読してみてください。